オールオン4の不安を解消したい!オールオン4に関するよくある疑問を解決

オールオン4は、4本単位で支持する人工歯根を歯茎の内部に埋設留置し、その上から人工歯を装着するという治療法です。類似した治療成績を上げているのがインプラント治療ですが、よくある疑問にインプラントがダメでもオールオン4なら治療が可能なのか、というものがあります。答えから言えば、可能です。なぜならインプラントでは人工歯根を埋設一体化させるには十分な骨の厚みが必要です。これに対してオールオン4は、骨の厚みを確保できる場所を選択する余地が広いので、インプラントを拒否されても十分治療可能です。
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オールオン4の不安を解消したい!オールオン4に関するよくある疑問を解決
- オールオン4は誰でも受けられる治療なのか?
- オールオン4に年齢制限は存在する?
- オールオン4は総入れ歯よりも違和感が少ない
- オールオン4にすると発音が難しくなる?
- インプラントを断られた場合でもオールオン4は受けられる可能性がある
- オールオン4は咀嚼力が高いので何でも食べられる
- オールオン4は半永久的に使えるので安心
- オールオン4の手術時間はどれくらい?
- オールオン4のメンテナンス頻度は?
- オールオン4は入院が必要になる?
- オールオン4はアフターケアがしっかりしているところがお勧め
- オールオン4の腫れはどれくらい続く?
- オールオン4の治療前にやっておくべきこと
- オールオン4は審美的に美しい見た目に仕上がる
オールオン4は誰でも受けられる治療なのか?
オールオン4は全体的な歯の喪失を経験した場合に、4つのインプラントを使用して上下の歯を支える方法です。しかしオールオン4が受けられない場合があります。 以下はオールオン4が適さない可能性があるケースの例です。インプラントに必要な骨量や骨密度が不足している、インプラント手術を受けるために必要な歯茎の量が不足している、歯周病やその他の口腔疾患が進行している、顎関節症や噛み合わせの問題がある場合などが該当します。妊娠中または授乳中の女性は、一般的にインプラント手術を受けることができますが、タイミングを考慮する必要があります。妊娠中にはレントゲン検査を避けることが望ましいため、術前には医師と相談することが重要です。糖尿病や心臓病、血液凝固異常症などの重篤な健康問題がある場合、手術の前に医師の承認が必要です。これらの状況に該当する場合、オールオン4は適切な治療法ではない可能性があります。歯科医師との相談をお勧めします。
オールオン4に年齢制限は存在する?
オールオン4は歯科インプラント手術の一種であり、歯を失った人々に新しい歯を提供するための手順です。年齢制限があるかどうかは、患者の状態により異なります。一般的にオールオン4手術をするためには、成人であることが必要です。つまり18歳以上である必要があるのです。ただし年齢制限は単一の要因ではなく、患者の一般的な健康状態や歯科医師の判断でも影響されます。 適している患者は健康な歯肉と十分な骨量を持っていることが重要です。術後の治癒が十分に進行するためには、十分な健康状態が必要です。一般的に高齢者や年配の患者でも、オールオン4手術を受けることができます。年齢によっては歯科医師が手術に対するリスクや治療の成功率を判断する必要があるのです。総合的に言えば、年齢の制限があるとは言えないもののオールオン4前には、歯科医師との相談が必要であり患者の一般的な健康状態や手術のリスクについて評価する必要があります。
オールオン4は総入れ歯よりも違和感が少ない
虫歯や歯周病などが原因で使用できる歯がほとんど無くなってしまった場合、総入れ歯にして人工的な歯を手に入れるしか方法はないとされてきました。 しかし、近年ではより自然体な仕上がりを可能にしてくれているインプラントの技術が発達したことにより、治療したことを他人に知られることなくナチュラルな人口歯を手に入れることができるようになったのです。 また、総入れ歯を選択すると治療時間も金額も非常に高くなってしまうことが悩みのタネだったのですが、オールオン4と呼ばれる新しい治療法を確立したことにより、昔よりも治療することに対するハードルが無くなってより快適に行えるようになったことは非常に素晴らしいことです。 オールオン4の主な特徴としては、バランスなどを考えながらたった4本のインプラントを使用していき、綺麗に埋め込むことでより自然な歯を手にすることが可能な治療方法になります。 歯茎への違和感もなく、綺麗な発音ができるように舌の動きを阻害することも一切ないため、興味のある方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
オールオン4にすると発音が難しくなる?
人間が言葉を正しく発音するには歯は重要な役割を果たしており、例えば歯の裏に舌を押し付けたり、上下の歯を密着させた状態で声を出すケースもあります。虫歯などで歯が失われた時にはそれらの動作ができなくなることから、会話の際に支障を来たすこともありました。一方、オールオン4の治療を受けた場合には機能が回復して大半は問題はありませんが、一部には発音が難しくなるケースがあります。この原因となり得るのが治療前とは微妙に感覚が違ってしまう違和感で、以前のように舌を動かしても当たる箇所が違うことがあります。特にオールオン4では治療を行うのと同時に審美性にも優れており、綺麗な歯並びの義歯が入れられることから感覚に違いが出てきます。ただし、これらは慣れることで改善することも可能で、オールイン4を装着した状態で生活を続けていくうちに自然な動きができるようになります。どうしても違和感が拭えない場合にはクリニックに相談して、調整したり作り直しをすることも可能です。
インプラントを断られた場合でもオールオン4は受けられる可能性がある
オールオン4とは、4本単位で人工歯を装着することを前提にした治療法になります。
虫歯や歯周病で歯を喪失した状況で咀嚼能力を回復させる治療法に、インプラントがあります。
この治療はチタン素材の人工歯根を歯茎に埋設して、あごの骨と生体反応で一体化をはかります。
十分安定したと判断されるタイミングで人工歯を装着して、自然歯同等の咀嚼能力を回復させてくれるわけです。
しかし十分に固定させるにたりる骨の厚みが確保できないとインプラント治療を拒否される場合があります。
例えば壁面に十分な下地があれば、釘で打ち込んでもモノを支持させることができます。
ところが石膏ボード程度の壁面では、釘で固定しても安定して固定することは困難です。
とりわけ上あごの骨は厚みが少なく、内部の副鼻腔に突出してしまうリスクが否定できません。
この点オールオン4では、骨の厚みが確保されている部位を選択すれば人工歯根を確保できるので治療することが可能です。
オールオン4は咀嚼力が高いので何でも食べられる
従来多数の歯を喪失した人には、入れ歯や義歯が主な治療法でした。
しかし入れ歯ではうまく装着しない、硬いものは痛くてかめない・違和感が強い・取り外してメンテナンスをしなければならない、などのデメリットが意識されてきました。
咀嚼能力を回復させるには、インプラント治療があります。
これはチタン素材の人工歯根を歯茎内部に埋設し、骨と一体化してから人工歯を装着するというものです。
この点インプラントは1本単位で人工歯根を埋設する必要があり、治療期間が長くなる、費用負担が高いなどの問題点を抱えています。
これに対してオールオン4は概ね4本の人工歯根を埋設して、12本の人工歯を装着するというものです。
オールオン4なら治療期間が短くなり、治療費用も抑えることができます。
咀嚼力についてもインプラントと遜色はなく、極端に固いものを除けば、従来どおりの食生活に必要な咀嚼力を十分確保することが出来るメリットがあります。
オールオン4は半永久的に使えるので安心
オールオン4とは4つのインプラントによって支えられる上部の義歯のことを指します。
正しくメンテナンスを行う限り、ほとんど永久的に使えるとされているので安心です。
しかしその寿命は個人差があり、使用状況やメンテナンスの仕方によって異なる場合があります。
インプラントを使った義歯の一種であり、インプラント自体は永久的に使えるわけではありません。
インプラントは正しくメンテナンスを行うことで長持ちすることができますが、インプラント自体にも寿命があります。
適切なケアを行うことで長期間にわたって使用することができますが、定期的な検診やメンテナンスが必要です。
正しくメンテナンスが行われていない場合、インプラントや上部の義歯に問題が生じることがあります。
たとえば、食べ物のかすや細菌が義歯の下にたまり、歯茎炎やインプラントの感染などの問題を引き起こすことがあります。
そのため定期的に歯科医師や歯科衛生士によるメンテナンスを受けることが重要です。
また使用する前に歯科医師と相談することが必要です。
オールオン4は適応症や禁忌症があり、全ての人に適しているわけではありません。
歯科医師が口腔内の状態を評価し、適切な治療計画を立てることが大切です。
オールオン4の手術時間はどれくらい?
オールオン4はまだ聞き馴染みのない存在だと思いますが、通常の総入れ歯治療とは少し違っていて、インプラント治療をメインにした新しい治療方法を確立させているところが魅力になっています。
入れ歯の場合だと、どうしても口の中に違和感を感じたり話しづらいと思う瞬間が増えてしまうことがあったのですが、たった4本だけのインプラントを使用するオールオン4なら、発音のしにくさや口を開けた時に感じる違和感、噛み心地の悪さまで改善できるので非常におすすめできます。
また、総入れ歯にしてしまうとかなりの手術時間を必要とすることがあったのですが、オールオン4にすれば約2時間程度で終わるところも好評です。
手術を開始する前に口の中の状態を調べて適したインプラントを作成してくれるため、装着に関してはかなりスムーズに実行できて、手術時間を長くしなくて済むことはとても有難いと言えるかもしれません。
オールオン4のメンテナンス頻度は?
オールオン4は、3ヶ月に1回程度の頻度でメンテナンスを行うことが大切で、歯科クリニックでの定期的なケアを怠ってしまうとオールオン4の機能を長く維持することが難しくなってしまいます。
オールオン4は人工の歯を装着しているため、歯自体が虫歯になったり抜けてしまうことはありませんが、その人工歯と歯茎との境目は汚れが溜まりやすい状態になっているので、定期的にケアしないとインプラント周囲炎が起きて歯茎が弱ってしまったり、悪いケースではインプラントそのものが抜け落ちてしまうことも考えられます。
そういったことを防ぐためにも3ヶ月に1回程度の定期メンテナンスが必要不可欠で、歯科医院では口腔内全体や噛み合わせのチェックをしたりインプラントがしっかり埋め込まれているのか、インプラント周辺に炎症が起きていないかなどの確認を行います。
さらにはセルフケアの状態を確認し、磨き残しや汚れが残っている場合はブラッシングの指導やケア用品の提案などをしながら予防治療を徹底していきます。
オールオン4は入院が必要になる?
歯を失った場合の治療では、ブリッジや入れ歯という選択もあります、ブリッジの場合は悪くない周辺の歯を大きく削る必要があります。
それに、ほとんど歯が残っていない状態では難しくなります。
かといって、総入れ歯では見た目が良くない、不安定という悩みも出てきます。
そこで、注目されているのがオールオン4と呼ばれる治療です。
これは少ない本数のインプラントを埋め込むことで多くの義歯を安定させられる治療です。
オールオン4もインプラント治療なので、手術が必要です。
複数本を埋め込むとなると、入院が必要にならないのかと心配している人もいるのではないでしょうか。
オールオン4は体への負担が少ないこともメリットです。
まず、オールオン4は日帰りでできるので入院の必要はありません。
しかも、当日に仮歯を入れることができるので、見た目のことで悩む心配もありませんし、食事も行えます。
大掛かりな骨の移植手術を必要としないのもこの治療の良いところです。
骨がしっかりと安定するまでは仮歯で過ごし、その後にセラミックなどの人工歯で仕上げていきます。
オールオン4はアフターケアがしっかりしているところがお勧め
オールオン4による治療を受ける際には、数多くの症例を積み重ねてきた認定医が所属している質の高いクリニックを選ぶのはもちろんのこと、アフターケアがしっかりしているところがお勧めです。
オールオン4は失われた歯根を補いながら噛む力を回復させられる高度な治療法であるのと引き換えに、定期的なメンテナンスをしなければ痛めてしまうことがあります。
使用されているセラミックなどの素材は、実は人間の歯茎や歯よりも虫歯菌が付着しやすく、治療前よりも入念に歯磨きをすることが大切です。
また。
オールオン4で使用するインプラントは極めて安全性が高いですが、強く噛んでしまった場合などごく稀に軸がずれてしまうケースもあり、早期発見して調整をする必要が生じることもあります。
メンテナンスをしっかり行えば末永く利用することができ、いつまでも自分で噛む喜びを感じながら健やかに暮らすことができます。
そのためにもアフターケアが重要で、クリニック選びのポイントになります。
オールオン4の腫れはどれくらい続く?
オールオン4とは概ね4本程度の人工歯根を歯茎内部に埋設し、12本の人工歯を装着して咀嚼能力を回復させる治療法になります。
インプラントは1本単位で人工歯根を留置する必要がありますが、オールオン4では1つの人工歯根で3本ほどの人工歯を装着するので手術回数を節約し治療期間を短縮することができます。
とはいえインプラントと同様に歯茎に切開を切開を加えるため、手術後の腫れや痛みがどの程度になるのか、不安をお持ちの方も少なくないでしょう。
この点オールオン4手術後の腫れや痛みなどの症状は、抜歯後と同様程度のレベルと考えていただいて問題ないはずです。
麻酔がきれることや、述後の炎症などが原因ですが、クリニックではこれらの症状を沈静化させるために鎮痛剤や抗生物質などが処方されます。
処方された薬を服用して、過度な運動などを回避して安静を意識した生活を継続していれば、早い方では2-3日ほど長い方でも1週間もすれば不快な症状も軽快します。
オールオン4の治療前にやっておくべきこと
オールオン4は、下の顎の歯を失った患者に対して、4つのインプラントを使用してフルマウスの補綴を行う治療法です。
治療前に以下のことを行うことをお勧めします。
高度な技術を必要とするため、経験豊富で信頼できる歯科医師を選ぶことが重要です。
患者の口の状態に合わせて最適な治療法を提案してくれる歯科医師を見つけるようにしましょう。
歯科医師はレントゲン撮影やCTスキャンを行い、患者の口の状態を正確に把握します。
患者の口腔内の健康状態を評価するために、口腔検査を行うこともあります。
検査や診断の結果に基づいて、歯科医師は治療計画を作成します。
治療計画には治療の目的、方法、費用、期間、合併症のリスクなどが含まれます。
患者は健康状態を確認する必要があります。
歯科医師は患者が術後のリカバリーを迎えるために必要な健康状態を確認するため、身体検査や血液検査を行うことがあるでしょう。
オールオン4の治療の前に歯科衛生士との相談も重要です。
歯科衛生士は患者に口腔衛生のアドバイスを提供し、口腔内の清潔を保つ方法を教えます。
これにより、治療の成功率が高まります。
オールオン4の治療は高額な費用がかかることがあります。
治療前に治療費用や保険の適用範囲を確認し、財政的に準備をすることが大切です。
オールオン4は審美的に美しい見た目に仕上がる
普通の歯列矯正では満足することができない、もっと自然でより美しい口元にしていきたいと強く望んでいるなら、ただのインプラント治療とは違ったオールオン4を選択してみることを強くおすすめ致します。
オールオン4の魅力としては、審美的な観点から全く違和感のないナチュラルな仕上がりを可能にしていること、使用するインプラントの数がたったの4本で良いので比較的安く治療をすすめることができる点です。
また、オールオン4であれば定期的なメンテナンスを継続していれば、滅多なことでは劣化しないところも素晴らしいと言えます。
寿命に関しては大体20年近く綺麗な状態を保つことができるので、歯医者に行ってクリーニングをしてもらえば長く保つことが可能でしょう。
それと、笑った時に見える歯がとてもナチュラルで違和感を全く感じさせないので、人と向き合って話すことを苦手としていた方であってもコンプレックスを感じることなく話せるようになるメリットまで生まれます。